「最近、自分のことをどんくさいと思うようになってませんか?」

「最近、自分のことをどんくさいと思うようになってませんか?」

 

これはわたしが今日患者さんに言った言葉です。

 

わたしは精神科の看護師なのですが、今日会った患者さんがとても印象的でした。

ずっとペコペコして「すいません、すいません」と言っている感じです。

わたしが最初に感じた印象は「よくいる要領の悪い人」でした。

 

しかし、想像以上でした。要領の悪さ。

  • 靴下を片方なくして、目の前にあるのを見つけられない。
  • ご飯をどのオカズから食べればいいか決められない。
  • 歯磨きで混乱する。

 

じっさい、精神科の患者さんにはこういう人は多いです。

精神疾患が脳の活動を制限するので、当たり前のことが当たり前にできなくなってしまうのです。

 

そこで聞いてみました

わたし「最近、自分のことをどんくさいと思うようになってまっせんか?」

患者「そうなんです、最近どんくさくて」

わたし「うまくいかないことだらけでしょ」

患者「なんでわかるんですか?」

わたし「今まで辛い思いばかりしてきましたね、でもあなたのせいじゃないんです」

患者「わたしの能力が低いからじゃないんですか」

わたし「病気が脳の機能を制限しているんです、治療していけば良くなってきますよ」

患者「ずっと、つらかったです・・」

 

てな感じで、泣いちゃったんですけど

なんでこんなことを記事にしたのかっていうと、理由があります。

この患者さんのことが他人事には思えなくて、そして色んな人に関係があるなと思って。

 

スポンサー

どんくさいのは本当にあなたが原因ですか

この患者さんのいわゆるどんくさい、つまり思うように行動できない状態は病気が原因です。

しかし、こういう状況は病気でなくても起こります。

例えばなにか強い不安や心配事があったり。

 

わたしも新人看護師時代はこういうことがありました。

5分前に言われたことが出来ない

  • メモをとったことを忘れる
  • みんなが時間内にできることを夜中までやってる

 

うーん、苦しかった思い出です。

でもこういう新人職員ってどんな職場にもいませんか?それって仕事が出来ないからだけですか?

わたしはいろいろな職場を見てきて結構見かけます。

他人の職場の話にも登場します。

つまり誰にでも起こりうる状態なのです。

 

だれが気づくのか

誰にでも起こりうるのに、誰も気づけないという問題があります。

この患者さんは病気で入院してからも関わらず、どんくさいのを自分のせいだと思っていました。

わたしもたぶん、病院で会わなければすぐに気づくことは出来なかったと思います。

 

これに関しては、自分で気づくしかないと思っています。

理由は次の2点です

  1. 心理職者が身近にいる人は少ないということと
  2. 心理職者でも、患者以外にはその知識を活かせない人がほとんどだからです。

 

どうやって気づくのか

気づくには、自問自答するしかないです。

今の自分は自分らしく生きているのか」と

 

環境が~だからとか

仕事がまだ~だからとか

そういう言い訳は抜きにして自分に問いかけてみて下さい

 

もし「NO」であれば、あなたの状況があなたをどんくさくしています。

 

どう対処するのか

「わかったけど、じゃあどうしたらいいんだよ」と思いますよね。

可能であれば、環境を変えたほうが良いと思います。

職場であれば、もっと自分らしく働ける職場を見つけた方が長期的には良いと思います。

ですが、そうともいかない人のほうが多いですよね。

  • 仕事をやめられない
  • 次の職場が見つからない
  • 家族がいるから簡単には転職出来ない等

 

わたしも転職したかったですが、奨学金のお礼奉公(看護師特有の文化です)があってやめられませんでした。

環境は変えられない、他人も変えられない。

そうなるとあとは自分を変えるしかないのです。

 

わたしも自分を変えることで解決しました。

 

自分を変える方法

わたしは自分を変えるために、色んなことをしました。

ヨガやボルタリング、サプリメントにパレオダイエット等

最終的には筋トレ、瞑想、パレオダイエットあたりが習慣で残っています。

それ以外にもACT療法という認知行動療法を自分にやったりしました。

これらは記事にもしてるので読んでみて下さい。

【マインドフルネス】私の実践する瞑想のやり方【入門法】

【超入門】マインドフルネス瞑想とは何か【やり方から効果まで】

勝手に痩せる簡単パレオダイエットの導入方法

これらので自分のメンタルを改善することが出来ました。

でも、自分を変えるのに1番役に立ったのはこの本でした。

 

この本は意志力をどう扱うかというテクニックが載っています。

辛い状況では弱っている意思の力をどう上手に使うかがかなり重要になります。

意思の力を上手につかって自分を変えていくという本です。

著者はケリー・マクゴニガルさんというスタンフォード大学の教授なのですが、

文章がとてもおもしろいので、読みやすいです。

すごく砕けた文章を書くので楽しく読めますよ。

 

本を読む時間がないよっていう人にはオーディオブック版もあるのでおすすめです。

家事をしながら読むことが(聴くことが)できるので、意志力を消耗せずに済みます。



オーディオブックの記事もあるので、参考に読んでみて下さい

ながら勉強にはオーディオブックが最適、通勤時間が勉強時間に

 

最後に

あなたのまわりにどんくさい人はいませんか?

そんな人がいたら、少し休ませてあげてください。それでは

 

スポンサー